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AngularJS チュートリアル

AngularJS公式サイトのチュートリアルが分かりやすかったので、日本語メモです。

内容は現在進行形でまとめ中です。自分用メモであり、ちゃんとした翻訳ではありません。端折ったり追記したりしている部分もあります。自己責任でご利用ください。

参照したのは、ver.1.4.8のものです。OSはWindowsです。

チュートリアルの準備

公式チュートリアルはGitで管理されてます。
Gitに詳しくなくても、インストールができて、コマンドをちょっとだけ覚えられれば、チュートリアルは進められます。

Gitのインストール

自分のPCにGitが入っていないなら、http://git-scm.com/download からGitをダウンロードしてインストールします。
インストールすると、コマンドプロンプトなどで git というコマンドが使えるようになります。インストールできているか、git --version と入力して確認できます。

主に使うコマンドは以下の2つです。

angular-phonecat をダウンロード

ネット上、GitHabにあるチュートリアル用のリポジトリ(ファイル一式)をクローン(自分のPCにダウンロード)します。

Git Bash(またはコマンドプロンプト)でダウンロードしたいディレクトリに移動してから:

git clone --deps=14 https://github.com/angular/angular-phonecat.git

と入力します。
すると、現在のディレクトリに angular-phonecat というディレクトリが作成されます。

ちなみに、--deps=14は「更新履歴は直近14回分だけ」取ってくるオプション。ダウンロードする量を減らせます。

作成されたディレクトリ、angular-phonecatに移動しておきます。

cd angular-phonecat

今後、チュートリアルでコマンドを実行する時は、このディレクトリで実行してください。

Node.jsのインストール

ローカルで動くWEBサーバとテストツールを使いたい場合は、Node.js の v0.10.27 以上が必要です。OSに応じたNode.jsのインストーラーは http://nodejs.org/download/ からダウンロードできます。

Node.jsのバージョンは、node --version で確認できます。

チュートリアルで使うツールのダウンロード

Node.jsをインストールした後、依存するツール一式をダウンロードできます。
先のangular-phonecatディレクトリで、以下のコマンドを実行します。

npm install

このコマンドを使うと、package.jsonファイルを読みこみ、node_modeulesディレクトリに以下のツールをダウンロードします。

このプロジェクトでは、いくつかのnpmヘルパースクリプトが設定されています。
開発中によく使うコマンドを簡単に実行できます。

開発用サーバの起動

Angularアプリケーションは純粋にクライアント側のコードで、直接ブラウザで開くこともできますが、サーバ経由で表示することをお勧めします。
ファイルを直接開いた場合、たいていのモダンブラウザは、サーバリクエストが発生するJavascriptコードを実行させてくれないからです。

このチュートリアルのプロジェクトは、サーバ経由で表示する前提になっています。サーバを起動するコマンドは以下の通りです:

npm start

ローカルPC上で、8000ポートを受け取るサーバが起動します。

アプリケーションは以下のURLで表示できます
http://localhost:8000/app/index.html

ユニットテストの起動

アプリケーションのJavaScriptコードが正常に動いているか、ユニットテストを使って確認できます。

ユニットテストでは、アプリケーション内の独立した小さい部分をテストします。
テスト内容は test/unit ディレクトリに保存します。

このチュートリアルのプロジェクトでは、ユニットテストに Karma を使う設定になっています。

npm test

このコマンドで、Karmaが起動します。Karmaは設定ファイル test/karma.conf.js を読み込みます。設定ファイルがKarmaに指示しているのは:

Karma をバックグラウンドで常に起動させておくのは、良い考えです。
コードを変更したとき、ユニットテストに合格するかどうか、すぐにフィードバックが得られます。

E2Eテストの起動

アプリケーション全体が想定どおりに動くかどうか、E2Eテストで確認できます。E2Eテストはクライアント側アプリケーション全体、特にビューが表示され正しく動作しているかどうかを確認します。
これは、ブラウザで実行中のアプリケーションで、実際のユーザーの操作をシミュレーションすることで実現しています。

テスト内容は test/e2e ディレクトリに保存します。

このチュートリアルのプロジェクトでは、E2Eテストに Protractor を使う設定になっています。

Protractorはブラウザごとのドライバに依存しています。ドライバは以下のコマンドでインストールできます。

npm run update-webdriver

このコマンドは、1度だけ実行してください。

Protractor が動作中のアプリケーションと一緒に動くためには、ウェブサーバを起動しておく必要があります。

npm start

その後、Protractorによるテストを実行します。

npm run protractor

Protractorは設定ファイル test/protracotor-conf.js を読み込みます。設定ファイルが Protractor に指示しているのは:

HTMLビューを変更したり、アプリケーション全体がちゃんと動くか確認したいとき、いつでも、E2Eテストをするのは良いことです。変更をリモートリボジトリに公開する前にはE2Eテストをするのが普通です。

以上でチュートリアルの準備は完了です。

最終更新日:2015/12/24

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